« 【解説付】同行援護経過措置延長か?(平成30年3月まで) | メイン | 実務者研修は今受けるべきか否か »
2014年08月26日
実務者研修、どうなるの?
延期延期となっている実務者研修の義務化ですが、先日厚生労働省で行われた福祉人材確保対策検討会である一定の方向性が出されたので、少しお伝えします。
まず、おさらいですが、介護福祉士を取得するのは3つのルートがあります。
1.養成施設ルート:介護福祉士養成校卒業ですね。
2.実務経験ルート:現在は実務経験3年で受験資格が取得できるものです。
3.福祉系高校ルート:これは卒業後試験を受験しなければなりません。
まず、養成研修ルートですが、以前は養成校卒業でも国家試験受験し、合格しないと介護福祉士になれない、不合格だと准介護福祉士(仮称)となる、という案がありましたが、この国家試験受験義務化は当面延長されそうです。なので、養成校を卒業すると各日に介護福祉士資格は取得できます。
また、大きく問題となっている実務経験ルートですが、まず、平成28年度から実務者研修義務化はほぼ確定のようです。ただし、受講負担の軽減のための策(時間数が減る?)や、実務経験要件の緩和(3年が短くなる?)などが今後も検討されるようです。
この方向性はおそらく崩されることはなさそうです。450時間の受講時間が減ることは大きく考えられることですし、まさかの実務経験要件緩和まで入ってきています。
今後の情報をしっかりとつかみましょう。
投稿者 best : 2014年08月26日 12:09