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2010年03月27日

心のバリアフリー

真の「バリアフリー」とは何なのか、いつも考えることです。


今日、視覚ガイドヘルパーの外出実習を行って、改めて感じました。


全身性・視覚のガイドヘルパー、そしてホームヘルパー2級では、車いす・アイマスク+白杖を使って「公道」を使い外出演習をします。


その「公道」で起こった出来事を2つ。


1つは、子ども連れでそばを通過しようとした自転車の男性。いかにも「じゃまやなぁ・・・」という感じでこちらを見ていました。じゃまをしていたのでこちらも「申し訳ありません」と一言申し上げるのですが、不機嫌。


もう1つは、若干お年を召されたご婦人。後ろまでこられて自転車を降りられたため、道をお譲りしようとすると、「いえいえ、ここは歩道ですから、自転車にそんなに興を使わなくてもよろしくてよ」と一言。こちらも恐縮しながら歩いていたのですが、「自転車で歩道を進もうとしているのがわるいのですわよ」とご謙遜。


「公道」ってなんなのか。wikiより抜粋。

公道(こうどう)とは、広義においては公共一般に広く供されている道路のことを指し、狭義においては国や地方公共団体(都道府県、市町村や特別区)が指定・建設・管理する道路のことである。私道に対する概念であり、一般的に「道路」といわれると公道のことを指すことが多い。
公道においては道路交通法が適用され、公道にて自動車(自動二輪車を含む)および原動機付自転車を運転するには、各都道府県公安委員会の交付する運転免許が必要となり、運転者は運転免許証を携帯しなければならない。

道路交通法まで調べる元気はありませんが、要は「一般に広く使用されている」道路であり、誰のものでもない、みんなのものである、と理解できます。


確かに、車いすやアイマスク・白杖をつけた者がたくさんいればじゃまでしょうが、その道路を占拠しているのであればまだしも、ただ通行しているだけでいぶかしげな表情をされるのは甚だ腑に落ちないものです。


こういったところにもまだ「バリア」がのこっているなぁ、こういう「バリア」を取り除くのが私たちの使命なのか、と改めて感じた一日でした。


明日も外出です。今日の想いを忘れず、がんばります!

「ベストウェイ通信」


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投稿者 best : 2010年03月27日 17:59

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